理論になっていない(笑)【フリージャパンウオッチ】

どうも水間氏は私のブログをご覧のようで、私が昨日のブログを更新すると、すかさず下記リンクの文章を書いています。

でも、やっぱり破綻した理論と人格攻撃に終始しているので、なんというか…哀れです。

《「南京問題」は文化人のレベルをチェックできるバロメーター》
http://mizumajyoukou.blog57.fc2.com/blog-entry-751.html

リンクフリーかどうかわからないので、一部引用だけにしておきます(この人のブログは、同じ記事の中で最後に「ネット内のみリンクフリー」と書いてみたり「転載条件、全文コピー」とか書いたり、わけがわからなくなってます。いい加減少しくらい整理しろよと。転載する方も困るだろうに)

>今回の『週刊新潮』(3月15日号)の「南京問題特集」で、朝日新聞は二度と「南京大虐殺」があったと書くことができなくなりました。
それは、同新潮の特集記事で南京問題に関した朝日新聞の公式見解、「虐殺数は特定していません」が周知されたからです。(資料は『南京の実相』に掲載されています)


…いきなり無理やりな主張です。
朝日新聞の見解と言うのは、「中国は30万人説だが、日本は20万から数万人説など色々な意見がある」というもので、これをなぜ「南京大虐殺があった」と書けないのか…数万人でも大虐殺には変わりないだろうし、そもそも、数が多いか少ないかの問題ではないと思うのですが。

渡辺淳一氏もそういうスタンスで書いていたのは、昨日のブログでも参照したとおりです。

そのうえで、水間氏はこう書きます。

渡辺淳一氏は、〈南京虐殺に思う〉の中で「当時の南京市内の様子を想像すると、身の毛もよだつ。」とか、「そして、その犠牲になった市民が三十万人であったと。この数字が正しいか否か、わたしにはわからない」と、言いつつ「わたしは、少なからずあったろうと思う。」と、支離滅裂なことを述べている。


30万人という数字が正しいかどうかはわからないが、少なからずあったと思う。と言うのは矛盾しないと思うのですが、これを「支離滅裂」と言える水間氏の理屈は全く示されてません。

>戦後、朝日新聞GHQと連んで「日本罪悪史観」の普及を推進してきたが、その目玉の「南京虐殺」問題が破綻したことで、国内の反日メディアは、今後、朝日新聞に右習えすることになります。


どのあたりが破綻しているかは、論拠がありません。まさか本気で「日中の研究者間で数の相違があるから破綻している」と思っているのでしょうか?
少なくとも数万人単位の虐殺があったことは日中双方とも否定していないわけで、そのあたりについてはなにも破綻などありません。

当然ながら破綻しているのは水間氏の脳内だけです。