超拡散《野田佳彦首相へ寄贈した『南京の実相』とメッセージ》【フリージャパンウオッチ】
今回のブログは腹を抱えて笑わせてもらいました。(笑)水間氏ってそんなに間の抜けたことを考えているんですか?自分のブログに野田首相などのさんざん悪口書いておいて、贈った相手は贈り主の検索もせずに本の内容だけを鵜呑みにすると思っているんですかねえ。
ちなみにネットで「南京の実相」をググると、まずまともに南京の実相を読んだ人のサイトが上がりまして、これがことごとく大なり小なり「何この価値のない本」という感想にぶつかります(大笑)
そうでないところは水間氏のブログのコピーか、チャンネル桜の動画という結果に。
ネットで覚醒した人は、「南京の実相」がいかにトンデモかは気づいていますよ(笑)。
【引用ここから】
●超拡散《野田佳彦首相へ寄贈した『南京の実相』とメッセージ》
■内閣記者会々員各社と野田佳彦首相・藤村官房長官・玄葉外務大臣へも『南京の実相』を発送しました。
来週から、総理官邸で記者会見する藤村官房長官と内閣記者会各社の記者全員が、『南京の実相』を認知した中で会見が行われるようになりました。
情報戦とは心理戦であり、野田首相は、目の前の記者全員が『南京の実相』を読んでいると認識し、記者側も野田首相は『南京の実相』を認知していると思って記者会見に臨むことを考えると、漫画のように面白いですね。
そして、内閣記者会記者が、北京へ同行取材するのであり、野田首相も「南京問題」で、うかつな発言を控えることになります。これが心理戦の要諦です。
いま中国は、外交的に米国から強いプレッシャーをかけられ、我が国には強く出ることが出来ない状況です。現在、中国のネット警察は、ツイッターを規制して「南京大屠殺」とか「南京陥落」などを、必死になって抑えていますので、この状況を利用しない手はないのです。
このような状況だからこそ、「南京問題」などの歴史認識を、日本側から持ち出してケリをつけるチャンスなのです。勝てるケンカは勝てるときに、徹底的にやるべきなのですが、そのことに気がついているのは、覚醒されていらっしゃるネットユーザーだけです。
北京の記者会見で、野田首相に対して、「南京問題」の質問をする可能性があるのは、第3国の記者のように思えます。
下記は、野田首相たちに『南京の実相』を発送したときに添付したメッセージです。
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謹啓
寒さ厳しき折、日夜、我が国の政務に邁進されていらっしゃることに敬意を表します。
この度、野田首相が12月13日から訪中することは、我が国の外交史の汚点になると判断し、南京攻略戦の実相を検証していただきたく、『南京の実相』を寄贈させていただきます。
1937年12月13日は、南京攻略戦に於いて、日本軍によって南京城が陥落した日であります。
また、中国では毎年12月13日に「南京大屠殺同胞遭難記念日」として、抗議行事が開催されております。この日に訪中を決定した関係者の責任は免れません。
これは、「南京大虐殺」があったかなかったかの問題とは異なり、外交センスの問題です。8月6日にオバマ大統領が訪日することとか、12月8日に日本国の首相が訪米することと同様に、それぞれ両国の国民感情に、微妙な影響を与える日程だからです。
本来であれば、外交当局はそれぞれの国民感情に配慮して、絶対避けるべき日程なのです。
ここに同封しました『南京の実相』は、故中川昭一先生が設立した「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」(中山成彬会長)が、2007月6月19日、憲政記念館に於いて、ロイター、AP通信、AFP通信、NHK、朝日新聞、読売新聞、産経新聞など、国内外の二十数社の記者に「南京問題の総括」として、発表した時の資料を纏めたものです。
それから4年を過ぎても、記者会見に出席した国内外のメディアや中国は、同議連が「一次資料を中心にした検証の結果、南京攻略戦が通常の戦場以上でも以下でもない」と、総括したにも拘わらず、沈黙しております。
「『南京の実相』を国内外のメディア 図書館等に寄贈する会」は、故中川昭一先生の意思を引き継ぎ、真の日中友好の実現を目指して、世界中のジャーナリスト・歴史研究者・メディア等に同書を寄贈することを目的に設立しました。
今回、内閣記者会関係各位の皆様方にも『南京の実相』を、すでに発送してあります。
今回の訪中で、野田首相におかれましては、くれぐれも国益を損ねることのないように、外国人記者の「南京問題」に関する質問には、「今後、南京などの歴史認識問題は、国際連盟議事録などの新資料も見つかったりしていますので、学術的研究を深めていただけることを望んでいます」との、コメント以上に踏み込んだ発言は控えられることを、何卒お願い申し上げます。
謹白
平成23年12月2日
「『南京の実相』を国内外のメディア 図書館等に寄贈する会」代表 水間政憲
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※「『南京の実相』を国内外のメディア 図書館等に寄贈する会」代表 水間政憲;ネットだけ転載フリー《http://mizumajyoukou.blog57.fc2.com/》
【引用ここまで】
何が間が抜けているかと言うと…
普通こういう得体の知れない本が一方的に送られてきた場合、忙しい人ならスルーするか、まあ、親切な人の場合は多少読むかもしれませんが、それと同時に「贈り主はどういう人なんだ?」と考えると思います。
さて、当然ながら全然知らない人の情報を集める場合、今の時代だと「ネットで調べてみよう」となると思います。首相あたりでしたら秘書さんとかが調べるんでしょうね。仮に野田首相などが親切な人だったとして。
で、「水間政憲」とは何者だ?と検索をかけると水間氏のブログが一発であたり、そこには「野田は売国奴!」だの「ドジョウはドジョウらしく土の中に帰れ!」だのという、ブログを目にするわけです。
さて、それを見た首相の周りの人は水間氏にどういう印象を抱くでしょうかねぇ(笑)
そういう間の抜けたことをしているのに
>これが心理戦の要諦です。
などと得々と書いているのは…私、深夜にこれを読んだんですが、爆笑してしまいましたよ(笑)
>この度、野田首相が12月13日から訪中すること
そもそも12月12日からですって。そんなところも修正しないままですか(笑)
>南京などの歴史認識問題は、国際連盟議事録などの新資料も見つかったりしています
それ全然新資料じゃないですから。
…まあ、そんな感じで全編突っ込みどころ満載なのですが、水間氏はご自分でおっしゃった「南京商売人」ですので、実のところ、こういうアクションをして何らかの反応があれば「反応があった!さらに送ります」と継続できるし、リアクションがなければ、今までと同じように「売国奴!集結しているんだから本を買えよ!」と宣伝を行えます。
水間氏にとっては、どちらでもいいのです。ただ、「何かやっていた」と言う架空の実績を積み上げておけば、それが商売のネタになるわけですので。
無論、まともな人から相手にはされないのですが、それでもだまされる人は一定層いるようなので、商売になるんでしょうねぇ(笑)
ついでに書いておきますが、水間氏は自分の説が「ここ変ですよ!」とネットで指摘された時は、必ず、そのこと自体には反論せずにピントのはずれた反論をします。
遡ると、中国の遺棄化学兵器問題だかで、ネット上できっちりと論証して「水間氏が上げた物はことごとく化学兵器ではない」と指摘された時も、自分のブログでブツブツと本筋に関係ない反論をしていました。
つい先日も、水間氏のブログに、私のブログを見たような記述がありました。
「水間条項の妄言を検証するというサイトもでてきたので、震災以降の私のブログを検証しました」と水間氏は書いておられまして、私が全く指摘していない原発の話を指して「検証しても全くおかしくない」と言う、非常におかしな言い訳をしていました。
本気でそういう反論をしているのでしたら(可能性は高いですが)どうも水間氏は日本語の論理的な構成、検証と言うのができないということになりますし、わざとポイントを外しているのであれば、まさに愛国商売、南京商売人以外の何物でもありません。
…だいたい、本当に首相に本贈ったかどうかなんてわかりっこないから、どうとでもいえるよねぇ(笑)
>記者側も野田首相は『南京の実相』を認知していると思って記者会見に臨むことを考えると、漫画のように面白いですね。
漫画のように面白いのは、水間氏のおめでたい頭の中身です(笑)