●緊急拡散《韓国の首相になった野田佳彦》【フリージャパンウオッチ】

相変わらず物を理解できていない・取材ができていない書き方です。

http://mizumajyoukou.blog57.fc2.com/blog-entry-544.html

  【引用ここから】
●緊急拡散《韓国の首相になった野田佳彦

東日本大震災とタイの水害で、我が国の自動車や家電などの輸出産業が空前の被害を被っている最中、野田首相は、初の外国訪問先として韓国を訪れました。

その訪問に二つのお土産を持参したのですが、それは売国奴と糾弾されるべきものでした。

現在、我が国は未曽有の円高で、自動車や液晶テレビなどが、韓国の現代自動車とサムソン電機に外国市場を荒らされ、塗炭の苦しみの中にあります。その一番の要因は、FTAなどの自由貿易協定ではなく、為替レートにあるにも拘わらず、ウォンが円に対して極端に安くなったことを救済するため、韓国への通貨支援金の枠(通貨スワップ)を、9900億円から一気に五倍以上の5兆4000億円まで増額したのです。

この意味するところは、韓国の現代自動車とサムソン電機の輸出競争力を、トヨタソニーの製品に対して、今まで通り維持するための緊急支援策だったのです。

現代自動車やサムソン電機に組み込まれている中間材は、替え換えできない日本製品が多数使われており、ウォン安になって日本からの中間材が高騰すれば、現代自動車とサムソン電機の欧米での輸出競争力は相対的に削がれることになるのであり、日本の国益にはプラスに作用したのです。

それにもかかわらず、我が国の円高を放置したまま韓国の為替レートを、適正価格に維持する緊急支援は、国賊と批判されるべき代物だったのです。

インターネット上に、「従軍慰安婦」問題を再燃させないための打開策などと、トンチカンな意見を散見するが、朝日新聞が国内で歴史の捏造を煽れなくなったことで、「従軍慰安婦」問題は、日韓で公に問題化することが出来なくなっているのです。

それは、朝日新聞が「従軍慰安婦」問題を書き立てれないように、『朝日新聞が報道した「日韓併合」の真実 韓国が主張する「七奪」は日本の「七恩」だった』を、武器として上梓していたからなのです。その中で、日本人が誘拐して慰安婦にしたなどの韓国が主張する妄言は、「貴婦人装う誘拐魔」とか「農村の娘に毒牙」などの犯罪が、悉く朝鮮人の犯罪だったことを、当時、朝鮮半島で発行されていた朝日新聞で明らかにしてあり、同書の存在は、朝日新聞を沈黙させる力があるのです。

国民が同書の内容を知っていれば、今回の二つのお土産など認めることなどあり得ないのです。

そして、朝鮮王室儀軌を返還することなども、噴飯ものの売国行為だったのです。

それは、朝鮮総督府宮内庁に寄贈した「朝鮮王室儀軌」は、数点作成した写本の一セットで、当時、原本と残りの写本は朝鮮半島で保存されていたのです。

朝鮮王室儀軌は、朝鮮戦争などの動乱で韓国が紛失したのであり、我が国のマスコミは、宮内庁に所蔵されていた「朝鮮王室儀軌」は、写本だったと何故報道しないのか。

日本が原本を略奪したかのような報道は、徹底的に糾弾しなければならないのです。

朝日新聞が報道した「日韓併合」の真実 韓国が主張する「七奪」は日本の「七恩」だった』の中には、「第11章:朝鮮文化と文化史を守った総督府」で、如何にして日本が、朝鮮の文化財を保護したか、朝鮮版朝日新聞の記事で詳しく解説してあります。

覚醒されていらっしゃるインターネットユーザーの皆様、『朝日新聞が報道した「日韓併合」の真実』(徳間書店)の存在を、国民の目に触れるように情報を広めてくだされば、我々のイライラも、少しは解消されることになるでしょう。

 【引用ここまで】


読者の無知に付け込んで、相変わらず適当なことを書いてますね。

まず、通貨スワップの件について。

>韓国への通貨支援金の枠(通貨スワップ)

通貨スワップは「通貨支援金」ではありません。いきなり間違えています。
  ↓ここなど参照のこと。
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20111019/1319042332

韓国経済が破綻してしまうと、困るのは貿易相手国です。
なので日本の輸出先としては第3位、輸入でも第3位である貿易相手国の韓国が通貨危機を迎えると、日本も大いに困るわけで、先手を打っておくことは得になりこそすれ、損にはなりません。

現代自動車やサムソン電機に組み込まれている中間材は、替え換えできない日本製品が多数使われており、ウォン安になって日本からの中間材が高騰すれば、現代自動車とサムソン電機の欧米での輸出競争力は相対的に削がれることになるのであり、日本の国益にはプラスに作用したのです。

現代やサムソンが多少得するのと、大手の輸出国が通貨危機に陥るのとどっちを取るかと言えば、もちろん輸出国が破綻しない方がいいわけで、「国益にプラス」だと思うのですが、中学生レベルの経済観念もないようですねぇ。
…だいたい、日本製品の中にどれだけ韓国製品が使われているか…

ま、次行きましょう。
朝鮮王室儀軌について。これに関しては私もネットを色々と漁っていたのですが、いまいちどういうものであるかが良く分からない。
色々あさったあげく、国会の議事録を見つけました。

http://kokkai.ndl.go.jp/cgi-bin/KENSAKU/swk_logout.cgi?SESSION=22970
興味のある方はここの「簡単検索」で「朝鮮王室儀軌」で調べてみてください。直接リンクすると弾かれるようなのでリンクはできませんが、5月26日の外交防衛委員会論議されてます。
ここで六反田豊さん(東大の近世朝鮮史の研究家らしいです)が解説しています。
全文コピペすると大量になるので抜粋だけ。

『今回の日韓図書協定によって日本側から韓国側に引き渡されることになっている図書の中で、朝鮮王朝儀軌というものが八十一部百六十七冊ですか、含まれております。

朝鮮王朝時代、一三九二年から一九一〇年、正確に言うと一八九七年からは大韓帝国ということになりますが、この王朝の時代に王室で様々な行事が行われます。例えば、王子が生まれたとか、王世子に冊立されたとか、あるいは国葬、王や王妃が亡くなった国葬とか、様々な行事が行われますが、そういうものですとか、あるいは都城の造営など国家的な事業というものが行われるわけですけれども、そういう王室の行事ですとか国家的な事業というものを行うときに、それがどういう内容のものであったかということをその事業が終了した後に網羅的に記録をして作った報告書であるということが言えると思います。

この儀軌というものは、当該の行事なり事業が終わったときに複数部作られるわけです。宮内庁にあるものは、実は、ここにしかない、宮内庁にしかないというものは全くありません。全てソウル大学なり蔵書閣なりという韓国の研究機関が所蔵しています。

この儀軌は確かにユネスコの世界記憶遺産というものに登録をされています。
一九九〇年代以降、この儀軌というものが韓国の歴史学界の中で注目を浴びるようになって、これは韓国が世界に誇ってもいい記録であり、遺産であるというような認識は高まってきています。そういう意味をこの儀軌というのは、ですから持っているということですね。それはちょっと学術的な価値ということから少しずれる部分もあるかもしれませんけれども、韓国民にとってはこの儀軌というのは自分たちの誇るべき文化遺産だという意識はあると思います。
 ですから、今回、先ほど申し上げましたように宮内庁にあるものは韓国に、現にソウル大学の奎章閣ですとか韓国学中央研究院の蔵書閣ですとか、そういうところにありますけれども、韓国にこの儀軌が戻るということになりますので、結果としてですね。そういう意味で、これは韓国民にとってはやっぱり大変意義深いという認識を持って歓迎しているのではないか、韓国民の立場からはそういうふうな意識を持っているんじゃないかというふうに私は理解しております。

文化財とか文化遺産というのは、やはりそれが育まれたところでそれなりの価値を持つというのはそのとおりだと思います。
 私たちは、私の場合は特に研究者ですが、研究者の立場から言えば、その資料なり物がこれはどこにあるかということは基本的に余り重要ではないんです。基本的にどこにあっても、それにきちんと研究上のアクセスができて自由にそれを活用できる体制をつくっていただければそれが一番だというふうに私、研究者としての立場に限定して言えばそうなんですね。
 ですから、その点からいいますと、今回のこの引渡しもそうですけれども、研究上の支障という点はそんなに多くはないというふうに私は考えております。その意味で、逆に韓国側にとっては、本来、朝鮮王朝、自国の歴史を語る上で意味のあるものが返ってくるということで、大変それを好ましく思っていると思いますので、基本的にユネスコもそういうような方向で多分動いているんだと思うんですね。』


…長くなったので読むのが大変かと思いますが(発言全部はこれの何倍かになります)

前に一度このことについて調べた時、朝鮮王室儀軌というのはさまざまな種類があるということは知っていたのですが、唯一本ではないようです。
とはいえ、その学術的な意味ではなく、「我が国の文化財が戻ってくる」という方向で意味がある。ということのようです。
そして、六反田氏によれば学術的には、詳細なデジタルデータなどがあり韓国とも研究アクセスできれば、その本自体がどこにあるかは大した問題ではないということのようです。

そんなわけで

>それは、朝鮮総督府宮内庁に寄贈した「朝鮮王室儀軌」は、数点作成した写本の一セットで、当時、原本と残りの写本は朝鮮半島で保存されていたのです。
>朝鮮王室儀軌は、朝鮮戦争などの動乱で韓国が紛失したのであり、我が国のマスコミは、宮内庁に所蔵されていた「朝鮮王室儀軌」は、写本だったと何故報道しないのか。

こんな単純に「原本」「写本」という話ではないということは間違いありません。それに

朝鮮戦争などの動乱で韓国が紛失したのであり

というのは嘘ですね。

あと、「日韓併合の真実」ですが、これは私も買って読みました。正直「朝日新聞その他から、自分の都合のいい記事を集めました!」という以上のものではなかったのですが…
例えば、「坑夫の待遇は良かった!」みたいな記事が乗っけてありますが、それは
 本邦鉱業アーカイブ
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/honpouko/tokei.html
に当たれば嘘だとわかるわけで、信用できません。まあ、この本についてはそのうち・・・

>覚醒されていらっしゃるインターネットユーザーの皆様、『朝日新聞が報道した「日韓併合」の真実』(徳間書店)の存在を、国民の目に触れるように情報を広めてくだされば、我々のイライラも、少しは解消されることになるでしょう。

自分でイライラの種を作って勝手にイライラしているのですから、処置なしですね(笑)