自爆（笑）【フリージャパンウオッチ】
今日はささっといきますが…
最近水間氏は「教育現場」氏の「受験問題がおかしい！」というレポートを良く載せています。しかしながらこれがまた、水間氏あるいは「教育現場」氏の教科書を読んでいないことが良く証明されるもので、失笑してしまいます。
超拡散《2012年度の雙葉中学校の入試問題にも虚偽あり》
http://mizumajyoukou.blog57.fc2.com/blog-entry-709.html
【引用ここだけ】
同書に収録した一次資料で検証すると、下記の雙葉中の問題は、イ，ロ，二の項目の「させられた」とか「された」が虚偽になり、正答は(イ)(ロ)(ハ)(二)の全てになります。
（中略）
●女子御三家といわれる「中学校」の設問に誤りがありました。
「雙葉中学校2012年度」
大東亜戦争の時期（設問中では文章｛あ｝と｛い｝の間の時期）の朝鮮の人々についての説明として当てはまらないものを選びなさい。
イ.朝鮮の人々が、創氏改名という政策によって日本式に姓名を【変えさせられた】
ロ.朝鮮の学校では、日本語や日本の歴史の教育が行われ、人々は神社に【参拝させられた】
ハ.朝鮮の独立を目指す人々による大規模な運動が全国に広がったが、弾圧された
ニ.朝鮮の人々が【連れてこられ】、働き手が不足した日本国内の工場や鉱山で【働かされた】
《回答は「ハ」》
【】は私がつけました。
歴史を知っていればすべてが答えになるということが分かりますが、このような有名校の問題がさらに各塾で取り上げられ「ハ」を回答として解説されると思うとおぞましいものがあります。
【引用これだけ】
どこがおかしいんですかねぇ？？
事実じゃないですか。
それから
超拡散《「教育現場」からの告発第８弾;山手学院中学校入試問題の犯罪行為》
http://mizumajyoukou.blog57.fc2.com/blog-entry-703.html
【引用ここだけ】
●《山手学院中学校にイケナイ問題を発見！》
田園調布学園は第３回まで入試があり、偏差値は55前後の中堅上位校です。一見すると、無宗教で地味な印象を受けますが、大学進学実績アップに相当力を入れていることもあって、毎年固定ファンが受験しているように見受けられます。
建学の精神で「健全な人格を備えた女子を養成する」と書いてありますが、あの入試問題と丸木美術館の見学が課されているとなると、かなり不健全な精神を育成されることになります。
中学入試の自虐史観汚染問題は、どんな媒体であっても、水間様が一度ガツンとやってくだされば、他の懸案事項と比べて相当の波及効果があると思います。多くの中学入試問題を大人に解かせることによって、なぜそうなのか、何がどう問題なのか、これまで自分たちはどのように洗脳教育されてきたのか、そして、なぜマスコミは真実を報道しないのか、それらの疑問を肌で感じてもらい、眠っている日本人を一気に覚醒させることができると信じています。
先程まで浅野中の選択肢について書こうと思ったのですが、新たに気になる問題を見つけてしまったので、今回は山手学院中学校の問題を送付させていただきます。
★《それでは、解説はここからです。》
〈この問題を作成した教員は、もし本当に、洗脳する目的で意図的に選択肢の文章を書いたのではないとすれば、入試で領土問題を取り上げながら、実のところ、自分が全く領土問題について理解していないことを世間に露呈し、結果的に、小学生の子供たちを洗脳する大罪を犯してしまっています。いくらなんでも、ちょっとお粗末すぎます。
たとえ、尖閣諸島領海侵犯事件より前の2009年夏ごろ作成されたものであるとはいえ、自虐史観にまみれた教科書の記述を、そのまま記載しているかのような内容をみると、やはり社会科の教師としては、かなり勉強不足だと言わざるを得ません。
何しろ、これは日本の国益に直接関わることですから。いろいろな生徒の話を聞いてみると、学校でも塾でも、領土問題について、未だにこんな具合で教えている教師がほとんどとのことで、最早あいた口がふさがりません。
「だって、そんなこと言ったって、ほら、教科書のここに書いてありますよ、ねぇ」などと反駁されないようにするためにも、領土問題について正しく記述している教科書を使用してもらい、生徒だけでなく教員もきちんと教育していく必要があります。
私立学校は、新しい歴史・公民教科書の採択が余りにも少なすぎるので、心配は尽きません。
それにしても、この問題を普通の大人に解かせてみたら、一体何人が正答に辿り着けるのでしょうか。
この問題自体が「誤り」であることを差し引いても、中学受験で実際にこの問題を解いた子供たちよりも、大人の方が正答率が断然低いでしょう。ぜひ、実験してみてください。
さて、この問題のどこが「誤り」なのでしょうか？〉
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【山手学院2010年度大問1の問5】
下線部（b）「領土問題」について、日本が抱える領土問題について書かれた文として、まちがっているものを次の中から１つ選び、記号で答えなさい。
ア 第二次世界大戦後、北方領土がソ連に占領され、日本はソ連にその返還を求めていた。しかし、その後も返還されず、現在は北方領土をひきついだロシア連邦と交渉を続けている。
イ 沖縄本島の西方にある無人島、尖閣諸島をめぐって日本と中国が互いに領有権を主張している。
ウ 1931年、日本の最南端の島である南鳥島は日本の領土となった。しかしその後、中国が南鳥島のことを、島ではなく岩であるため２００カイリ漁業水域を設定できないと主張している。
エ 日本海南西部の小島である竹島をめぐって、日本と韓国が互いに領有権を主張している。
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★恐らく、問題作成者が要求している解答は「ウ」なのでしょう。
日本の最南端の島は、「南鳥島」ではなく「沖ノ鳥島」ですから。しかし、島名の間違いを指摘させている間に、とんでもない重大な間違いを２つも犯しています。
やはり、これは意図的に作成されたものなのでしょうか。まさか、中国と韓国に遠慮でもして、こんな書き方をしているのでしょうか。
この問題の選択肢のうち、もちろん「ア」以外は全て間違っています。なぜならば、尖閣諸島も竹島も、まぎれもない日本固有の領土なのであり、「互いに領有権を主張している」という書き方は完全に間違っているからです。
この文章はまるで「領土問題がある」「領有権が定まっていない」と刷り込ませるような書きぶっりではありませんか。竹島に関しては、韓国に不法占拠されたままになっており、尖閣諸島に関しては、度重なる領海侵犯事件が起こっています。
「イ」と「エ」の２つの選択肢を比較してみると、「イ」の尖閣諸島の方は「無人島」と書かれているのに対して、「エ」の竹島の方は
「小島」と書かれているので、やはり、不法占領されて軍隊が常駐しているのを知った上での計画的犯行である可能性が高いのです。
毎年このような問題が平気で出題され、ひどく誤った認識がまかり通っていたのでは、日本の領土・領海・領空を守ることなど、到底おぼつかないでしょう。従って、一刻も早い教育の再生が必要とされています。
【引用ここだけ】
「領土問題があると言うのはおかしい！そんな問題はおかしい！」と言う主旨なのですが、そもそも「互いに領有権を主張している」ことと「日本固有の領土であると主張すること」は両立する話なので、無理筋の主張なのですが（笑）
さて、ここに教科書（を市販化したもの）があります。その記述をちょっと引いてみましょう。
「領域はそれぞれの国の歴史の産物でもあり、領域の紛争は国際紛争の種となることが多い。国後、択捉、色丹、歯舞諸島の北方領土、日本海海上の竹島、東シナ海海上の尖閣諸島については、それぞれロシア、韓国、中国がその領有を主張し、一部を支配しているが、歴史的に見て我が国の固有の領土である」
おやおや、この教科書は浅野中の選択肢そのままですね。これは相当な反日教科書なのでしょう・・・と思いきや。
この教科書は「新しい公民教科書」（扶桑社 ２００１年）です。
以上を踏まえたうえで、
＞「だって、そんなこと言ったって、ほら、教科書のここに書いてありますよ、ねぇ」などと反駁されないようにするためにも、領土問題について正しく記述している教科書を使用してもらい、生徒だけでなく教員もきちんと教育していく必要があります。
私立学校は、新しい歴史・公民教科書の採択が余りにも少なすぎるので、心配は尽きません。
笑いが止まりません（笑）この「教育現場」氏は「新しい公民教科書」を読まれていないようですね。本当にこの方が教育現場にいらっしゃるのであれば、子どもたちが可哀想でなりません。
それと。
＞ニ.朝鮮の人々が【連れてこられ】、働き手が不足した日本国内の工場や鉱山で【働かされた】
これも「新しい歴史教科書」（扶桑社 ２００１年）によれば
「多数の朝鮮人や占領下の中国人が、日本の鉱山などに連れてこられて、厳しい条件のもとで働かされた」と言う記述があります。（笑）
この調子では、水間氏周辺に言わせると新しい歴史・公民教科書も相当な自虐史観の反日教科書と言うことになりそうです。
おや？そういえば、水間氏は
「小生が、「新しい歴史教科書をつくる会」の発足記者会見の司会を担当していて、鮮烈に記憶していることがあります。」
とか書いてますが、自分がかかわった教科書も忘れているようですね。当然水間氏も反日の自虐史観に彩られた方なわけですね。水間氏の論法で言えば（笑）
